人事コンサルタント

採用・評価・育成など、企業の人の仕組みづくりを支える

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

人事コンサルタントはどんな仕事?

企業の採用・評価・育成・組織づくりなど、人にまつわる仕組みを整える支援をする仕事です。企業の人事の課題を聞き、制度の設計や運用のサポート、研修の企画などを行います。コンサルティング会社や人材関連の企業などで働きます。働く人へのアンケートやヒアリングを行うこともあります。

やりがい

企業で働く人たちがいきいきと働ける環境づくりに関われます。仕組みを変えたあと、組織が変わっていく様子を実感できるのも魅力です。人や組織への理解が、深まります。

人事コンサルタントの1日の流れ(例)

  1. 9:00出社、メールと案件の状況を確認
  2. 10:00クライアントの人事担当者と打ち合わせ
  3. 12:00昼休み
  4. 13:00社員への聞き取りや、現状の整理
  5. 15:00制度案や研修プランの資料づくり
  6. 17:30チームで内容を共有、翌日の準備

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

人事コンサルタントの年収・求人のデータ

推計年収
約1135万円
月の給与(決まって支給)
74.3万円
平均年齢
39.4歳
月の労働時間
172時間

国の統計の職種「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。

転職市場の求人倍率:6.63倍(専門職(コンサル・金融)) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月

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人事コンサルタントはきつい?大変なところ

きつさとして多いのは、正解のなさと扱うことの重さです。人事の制度は、会社の規模や文化、経営の方針で適した形が違い、他社の例がそのまま使えるとは限りません。そのため、現状を聞き取り、考えて、提案するまでに時間がかかります。評価や賃金、配置などは社員の生活に関わるため、慎重な対応と、法律や労務の知識も求められます。提案しても、現場や経営層の理解を得るまで調整が続くことがあります。対処としては、いきなり制度を変えず、現状の課題を丁寧に整理する、関係者に早めに意見を聞く、といった進め方が定番です。法改正や社会の変化も追い続ける必要があります。担当する企業の業種や規模、会社の方針によって、働き方や案件の内容は変わるため、面接で確認しておくと安心です。

人事コンサルタントに向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 人や組織の仕組みについて、立ち止まって深く考えるのが好きな人
  • 相手の話をじっくり聞き、課題を整理するのが得意な人
  • 法律や制度の変更を、日ごろからコツコツ学び続けることができる人

向いていないかもしれない人

  • 人の評価や配置など、重いテーマを扱うことが、気持ちの負担になる人は、悩むかもしれません。
  • 手順の決まった仕事を、同じ形で続けたい人は、合わないかもしれません。
  • 法律や制度の変化を、学び続けることが苦手な人は、疲れるかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす37
  • 調べる・考える42
  • 表現する36
  • 人を支える59
  • 人を動かす56
  • 整える・管理する42

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

人事コンサルタントに未経験から転職するには

国家資格は必須ではありません。人事・採用・研修担当などの経験を活かして、コンサルティング会社に転職する道が一般的です。社会保険労務士など、人事労務に関する資格を学ぶ人もいます。未経験からは、関連職種の経験を積む方法もあります。人材会社などで、採用の経験を積む人もいます。

役立つスキル・経験:人事や採用の実務経験/労務や人事制度の基礎知識/研修やワークショップの進行力

キャリアの広がり

人事や採用、研修の担当として経験を積んだあと、コンサルティング会社へ移る流れが一般的です。経験を積んで、評価制度や組織づくりなど、特定の領域に詳しくなる人もいます。案件全体をまとめるリーダーや管理職に進む人もいます。社会保険労務士の資格を取り、労務の相談に力を入れる人もいます。事業会社の人事部門に戻る人や、独立する人もいます。

人事コンサルタントについてよくある質問

30代未経験でも目指せますか?

未経験から直接は難しいことが多く、人事や採用、研修の担当として経験を積んでから目指す人が一般的です。人材会社での採用の経験を活かす人もいます。

資格は必要ですか?

国家資格は必須ではありません。社会保険労務士など、人事労務に関する資格を学ぶ人もいますが、資格より経験が重視される場合が多いです。

どんな人が活躍していますか?

相手の話をじっくり聞き、課題を整理して伝えられる人が活躍しています。人事や採用の現場の経験を持つ人や、学び続けられる人も頼りにされます。

この仕事と相性のいいタイプ

人事コンサルタントでほかの仕事と比べてとくに目立つ「人を動かす」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

人事コンサルタント、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。