医療ソーシャルワーカー
患者や家族の生活・お金の悩みを聞いて、制度につなぐ
最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)
資格・免許が必要
医療ソーシャルワーカーはどんな仕事?
病院などで、患者さんや家族の生活・お金・仕事・介護などの不安を聞き、利用できる制度や地域の支援につなぐ仕事です。医師や看護師、行政や施設と連絡を取りながら、退院後の暮らしや転院先の調整を進めます。医療費や生活費、介護、仕事復帰など、相談の内容は多岐にわたります。
やりがい
患者さんや家族の不安が整理され、安心して次の生活に進めたときに大きな手応えがあります。医療チームの一員として頼られながら、暮らしの面から支えられます。
医療ソーシャルワーカーの1日の流れ(例)
- 8:30出勤し、入院や外来の相談予定を確認する
- 9:30患者さんやご家族の相談を受ける
- 12:00昼休みをとる
- 13:00退院に向けた調整会議に参加する
- 14:30介護や福祉の事業所と連絡を取る
- 17:00記録を書き、翌日の準備をする
一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。
医療ソーシャルワーカーの年収・求人のデータ
- 推計年収
- 約442万円
- 月の給与(決まって支給)
- 30.4万円
- 平均年齢
- 46歳
- 月の労働時間
- 166時間
国の統計の職種「その他の社会福祉専門職業従事者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。
転職市場の求人倍率:0.55倍(専門職(メディカル)) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月
医療ソーシャルワーカーはきつい?大変なところ
きつさは、制度の複雑さと、気持ちの負担、調整の難しさです。医療、福祉、お金の制度は幅広く、改正もあるため、学び続ける必要があります。重い病気や生活の不安を抱えた方に向き合うので、気持ちが疲れることもあります。患者さん、ご家族、医師、看護師、地域の事業所の間に立って調整するため、板挟みになる場面もあります。続けている人は、医療チームで情報を共有し、事例を振り返る機会を持っています。医療機関の規模や役割で業務は違い、一人で配置される職場もあるため、確認が大切です。
医療ソーシャルワーカーに向いてる人・向いてない人
向いている人
- 相手の不安や戸惑いを、否定せず落ち着いて受け止められる人
- 複雑な制度や手続きを、分かりやすく説明するのが得意な人
- 医師や看護師など多職種の間に入って、調整を進められる人
向いていないかもしれない人
- 他人の重い事情を、自分のことのように抱え込みやすい人は、疲れるかもしれません。
- 制度の知識を、学び続けることが苦手な人は、苦労するかもしれません。
- 立場の違う人の間で、調整することが負担な人は、悩むかもしれません。
この仕事は、どんな興味と相性がいい?
- つくる・動かす45
- 調べる・考える46
- 表現する41
- 人を支える54
- 人を動かす49
- 整える・管理する47
厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。
医療ソーシャルワーカーに未経験から転職するには
一般的には、福祉系の大学や養成施設で学び、社会福祉士の国家資格を取得してから目指す人が多いです。精神保健福祉士を持つ人もいます。採用条件は医療機関により異なるため、募集要項で確認しましょう。社会福祉士は、働きながら資格取得を目指すルートもあります。
役立つスキル・経験:社会福祉士などの福祉の基礎知識/医療や介護の制度への理解/相手に寄り添う面談力
キャリアの広がり
医療機関で経験を積み、相談室の中心的な役割を担う人がいます。精神保健福祉士など資格を重ねて専門性を広げる人、地域包括支援センターや行政、福祉施設に移る人もいます。管理職として組織を運営する人や、研修の講師を務める人もいます。どの道でも、相談の力と、制度の知識が土台になります。働き方に合わせて、病院の規模や地域を選ぶ人もいます。経験を積んで、自治体や教育の分野で活躍する人もいます。
医療ソーシャルワーカーについてよくある質問
30代未経験でも
目指せますか? - 福祉系の大学や養成施設で学び、社会福祉士の資格を取る道が一般的です。働きながら資格を目指すルートもあります。採用条件は医療機関で違うため、募集要項で確認してください。学ぶ期間や学費は、学校や制度により異なります。
資格は
必要ですか? - 採用で社会福祉士や精神保健福祉士を求める医療機関が多いです。条件は職場により異なります。応募前に確認すると安心です。精神保健福祉士の資格を併せ持つと、役割が広がる場合もあります。
どんな
人が 活躍していますか? - 相手の話を丁寧に聞き、制度とつなげて整理できる人が活躍しています。他の職種と連携し、必要な情報を伝える力も大切です。医療や福祉の現場の経験が、相談で活きることもあります。
この仕事と相性のいいタイプ
医療ソーシャルワーカーでほかの仕事と比べてとくに目立つ「表現する」要素に、いちばん興味が強いタイプです。
医療ソーシャルワーカー、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。
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この仕事には資格や免許が必要です。資格を持っていない場合は、取得までの道のりもあわせて相談しましょう。
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相談先の選び方を見る似ている仕事
「表現する」要素が目立つほかの仕事
職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。