企業法務担当

契約書の確認や法的リスクのチェックで会社を守る

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

「人を動かす」要素が目立つ仕事「調べる・考える」要素が目立つ仕事「整える・管理する」要素が目立つ仕事

企業法務担当はどんな仕事?

契約書の確認や法的リスクのチェックを通じて、会社を守る仕事です。取引先との契約書を読んで修正案を出し、社内からの法律相談に応じ、トラブルの予防に努めます。企業の法務部で、営業や経営陣などと連携して働きます。扱う内容は、取引の契約のほか、社内の規程や知的財産、トラブル対応まで幅広いです。

やりがい

契約や判断の場面で会社を守り、事業を支えていると実感できます。社内で頼られる存在になり、専門性が積み上がっていきます。また、会社の意思決定に近い場所で働けるのも魅力です。

企業法務担当の1日の流れ(例)

  1. 9:00出社し、事業部門からの相談を確認
  2. 9:30契約書の内容を読み、リスクを確認
  3. 11:30修正案を作成して担当者へ説明
  4. 13:30取引先との契約条件について打ち合わせ
  5. 15:30法律や制度の改正を調べて社内へ共有
  6. 17:30相談内容を記録し、翌日の予定を確認

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

企業法務担当の年収・求人のデータ

この仕事は、国の賃金統計(賃金構造基本統計調査)にぴったり当てはまる職種がないため、年収の目安は載せていません。

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企業法務担当はきつい?大変なところ

きついのは、責任の重さと、立場の難しさです。契約書の確認では、見落としが会社の損失につながることもあるため、慎重な読み込みが求められます。法律や制度の改正を追い続ける必要があり、勉強は終わりません。事業部門からの相談は期限が短いことが多く、急いで判断を求められる場面もあります。会社を守る立場から、現場に「待った」を伝える役割もあり、関係がぎくしゃくすることもあります。対処は、リスクの理由を丁寧に説明すること、代替案を一緒に考えること、相談の流れを整えておくことです。会社の規模や業種で業務が大きく変わるため、法務の人数や役割を確認すると安心です。

企業法務担当に向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 仕事では、契約書や文章を、細かい部分まで丁寧に読み込める人
  • リスクを見極めて、慎重に判断していくことができる人
  • 普段から、法律の知識を学んで、社内で役立てたいと思う人

向いていないかもしれない人

  • 相手に慎重な意見を伝えるのが苦手な人は、悩むかもしれません。
  • 細かな文章を読み込む作業を面倒に感じる人は、疲れるかもしれません。
  • 急な相談に短い時間で判断することが苦手な人は、緊張するかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす47
  • 調べる・考える69
  • 表現する36
  • 人を支える66
  • 人を動かす65
  • 整える・管理する58

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

企業法務担当に未経験から転職するには

必須の資格はなく、法学を学んだ人が多いですが、未経験から直接入れる求人は多くありません。総務や営業など社内の別部署から異動する人や、法務補助から経験を積む人もいます。ビジネス法務に関する検定を学習の目安にする人もいます。企業によっては、他部署から異動して担当になる例もあります。

役立つスキル・経験:契約書を読み取る力/法律に関する基礎知識/わかりやすく説明する力

キャリアの広がり

最初は契約書のチェックや、法務補助として相談対応を担当し、経験を積んで担当範囲を広げます。契約、知的財産、コンプライアンスなど専門分野を絞る人もいます。法務の責任者として、組織をまとめる立場に進む人もいます。経験を生かして、他社の法務や、法律事務所、コンサルティングの仕事へ移る人もいます。資格を取って専門性を高める人もいます。

企業法務担当についてよくある質問

30代未経験でも企業法務担当になれますか?

未経験から直接入る求人は多くありません。総務や営業から社内異動で担当する人や、法務補助から始める人もいます。30代からも、関連する経験があれば挑戦できる場合があります。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。法学を学んだ人が多いですが、ビジネス法務の検定などを学習の目安にする人もいます。会社によって求める条件が違うので、求人で確認してください。

文系でも大丈夫ですか?

法務は文系の学びを生かせる分野です。文章を正確に読み取る力や、相手に分かりやすく説明する力が役立ちます。法律の知識は、働きながら学び続けることが大切です。

この仕事と相性のいいタイプ

企業法務担当でほかの仕事と比べてとくに目立つ「人を動かす」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

企業法務担当、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。