マーケティング・リサーチャー

調査で消費者の本音を集め、商品戦略に生かす

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

「人を動かす」要素が目立つ仕事

マーケティング・リサーチャーはどんな仕事?

アンケートやインタビューで消費者の本音を集め、商品戦略に生かす仕事です。調査を設計し、データを集計して分析し、結果を報告書にまとめて提案します。リサーチ会社や企業のマーケティング部門で、企画担当者と協力して進めます。調査の方法は、ネットのアンケートや、対面のインタビューなどさまざまです。

やりがい

調査で見えた消費者の声が商品づくりやサービス改善に生かされた時に、手応えを感じられます。仮説が数字で裏づけられる面白さもあります。また、調べた結果が、実際の商品や広告に反映されることもあります。

マーケティング・リサーチャーの1日の流れ(例)

  1. 9:30出社し、担当する調査の進み具合を確認
  2. 10:00調査票の質問を作り、依頼者と調整
  3. 12:30昼休み
  4. 13:30集まった回答を集計し、傾向を分析
  5. 15:30グラフを作り、報告書の資料を作成
  6. 17:30依頼者に結果を説明し、意見を聞く

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

マーケティング・リサーチャーの年収・求人のデータ

この仕事は、国の賃金統計(賃金構造基本統計調査)にぴったり当てはまる職種がないため、年収の目安は載せていません。

転職市場の求人倍率:3.28倍(企画・管理) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月

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マーケティング・リサーチャーはきつい?大変なところ

きついのは、地道な作業の多さと、結果の読み方の難しさです。調査の設計、回答の集計、報告書の作成まで、丁寧な作業が続きます。回答が思うように集まらなかったり、データに偏りがあったりすると、予定どおりに進まないこともあります。結果の読み方を誤ると、依頼した企業の判断を誤らせてしまうため、慎重さが求められます。調べた内容を、専門用語を使わずに伝える工夫も必要です。納期前は作業が立て込む職場もあります。対処は、調査の目的を最初に確認すること、集計のルールを決めておくこと、図やグラフで見せる工夫です。会社によって、扱う調査の種類が違うので確認すると安心です。

マーケティング・リサーチャーに向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 日々の中で、人の行動や気持ちに、強い興味と関心を持っている人
  • じっくりと、集めたデータを整理して、読み解くのが好きな人
  • できるだけ、分析した結果を、相手にわかりやすく伝えたい人

向いていないかもしれない人

  • 地道な集計や確認の作業を続けるのが苦手な人は、疲れるかもしれません。
  • 数字や統計の話が苦手な人は、悩むかもしれません。
  • 結果が予想と違ったときに、冷静に整理することが難しい人は、困るかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす52
  • 調べる・考える56
  • 表現する44
  • 人を支える62
  • 人を動かす67
  • 整える・管理する49

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

マーケティング・リサーチャーに未経験から転職するには

必須の資格はなく、未経験歓迎の求人は限られ、経験者や統計を学んだ人が優遇される傾向です。リサーチ会社のアシスタントから入り、集計や報告書作成を覚えるのが一般的です。統計や社会調査の基礎を学んでおくと役立ちます。統計や調査の基礎を学んでおくと、仕事の理解が進みやすくなります。

役立つスキル・経験:統計に関する基礎知識/調査を設計する力/報告書をまとめる力

キャリアの広がり

最初はアシスタントとして、調査票の作成や集計、報告書の下書きを担当します。経験を積んで、調査の設計や、依頼者への提案を任されるようになります。アンケートやインタビューなど、得意な手法を深める人もいます。チームをまとめるリーダーや、マーケティングの企画に関わる立場に進む人もいます。事業会社のマーケティング部門へ移って経験を生かす人もいます。

マーケティング・リサーチャーについてよくある質問

30代未経験でもマーケティング・リサーチャーになれますか?

未経験歓迎の求人は限られますが、アシスタントから入る道があります。30代からも、統計や調査の基礎を学び、他職種の経験を生かして挑戦する人がいます。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。統計や社会調査に関する資格を、学習の目安にする人もいます。資格よりも、データを読む力や、分かりやすく伝える力が見られやすいようです。

文系でも大丈夫ですか?

文系出身の人も働いています。社会調査や心理学、経済などの学びが生きる分野です。統計の基礎は学ぶ必要があるため、入社前に触れておくと安心です。

この仕事と相性のいいタイプ

マーケティング・リサーチャーでほかの仕事と比べてとくに目立つ「人を動かす」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。