キャリアコンサルタント
働く人の悩みを聞き、キャリア選びを一緒に考える
最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)
「人を支える」要素が目立つ仕事「人を動かす」要素が目立つ仕事
キャリアコンサルタントはどんな仕事?
働く人や就職を考える人の話を聞き、強みや希望を整理しながら、キャリアの選択を一緒に考える仕事です。人材会社、大学のキャリアセンター、ハローワークなど公的機関、企業の人事部門などで働きます。面談、情報提供、セミナーの運営などを行います。相談は予約制で進むことが多く、個別に応じます。
やりがい
相談した人が自分の強みに気づき、前向きに動き出す場面に関われます。人生の大きな節目に寄り添う、手応えのある仕事です。面談後に「話せてよかった」と言ってもらえると、大きな励みになります。
キャリアコンサルタントの1日の流れ(例)
- 9:30出社し、相談の予約を確認する
- 10:00相談者の話を聞き、悩みを整理する
- 12:00昼休みをとる
- 13:00求人や制度の情報を調べる
- 14:30面談を行い、次の行動を一緒に考える
- 17:00記録を書き、振り返りをして終える
一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。
キャリアコンサルタントの年収・求人のデータ
この仕事は、国の賃金統計(賃金構造基本統計調査)にぴったり当てはまる職種がないため、年収の目安は載せていません。
転職市場の求人倍率:3.28倍(企画・管理) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月
キャリアコンサルタントはきつい?大変なところ
きつさは、答えが出にくい相談への向き合い方と、学び続ける負担です。相談者の悩みは多様で、すぐに結論が出ないことも多く、寄り添う時間が長くなります。重い事情を聞くことで、気持ちが疲れることもあります。労働法や制度、求人の動向など、学ぶことも多く、情報の更新が欠かせません。職場によって、相談の形や雇用の条件は違い、期間が決まった契約もあります。続けている人は、上司や同僚に相談して、一人で抱え込まないようにしています。相談の枠を決め、気持ちを切り替える工夫も大切です。相談の枠や、振り返りの機会を持つ職場では、負担を分け合いながら続けられます。
キャリアコンサルタントに向いてる人・向いてない人
向いている人
- 相手の話を否定せずに、最後までしっかり聞くことができる人
- 集めた情報を整理して、分かりやすく伝えるのが得意な人
- 人の成長や変化を、自分のことのように喜ぶことができる人
向いていないかもしれない人
- 相談者の悩みを、自分のことのように抱え込みやすい人は、疲れるかもしれません。
- すぐに答えを出すことを、重視する人は、悩むかもしれません。
- 制度や情報を、継続して学ぶことが苦手な人は、苦労するかもしれません。
この仕事は、どんな興味と相性がいい?
- つくる・動かす36
- 調べる・考える51
- 表現する35
- 人を支える87
- 人を動かす64
- 整える・管理する44
厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。
キャリアコンサルタントに未経験から転職するには
必須の資格がない求人もありますが、「キャリアコンサルタント」と名乗るには国家試験に合格し、国の名簿に登録する必要があります(名称独占の国家資格)。受験には、厚生労働大臣が認定する講習の修了や、相談業務の実務経験などが必要です。人事・営業・教育などの経験を土台に、講習を経て資格取得を目指すのが一般的です。
役立つスキル・経験:面談で相手の考えを引き出す傾聴力/求人・労働市場に関する基礎知識/人事や採用、教育などの実務経験
キャリアの広がり
経験を積んで、研修講師や、キャリア教育に関わる人もいます。独立して個人で相談を受ける人もいます。人事や教育の経験を土台に、専門性を深める人もいます。どの道でも、傾聴の力と、制度の知識が土台になります。働き方に合わせて、組織内か独立かを選ぶ人もいます。
キャリアコンサルタントについてよくある質問
30代未経験でも
目指せますか? - 人事、営業、教育などの経験を土台に、講習を受けて資格を目指す人が多いです。相談の経験がなくても、前職の経験が強みになることがあります。講習の費用や期間は、実施機関の案内で確認してください。
資格は
必要ですか? - 「キャリアコンサルタント」と名乗るには、国家試験に合格して登録する必要があります。受験には、厚生労働大臣が認定する講習の修了などが求められます。相談の実務の経験を積む方法は、人によって異なります。
どんな
人が 活躍していますか? - 相手の話を丁寧に聞き、気持ちを整理できる人が活躍しています。社会人としての経験の幅が、相談の場で役立つことがあります。これまでの経験が、相談の場で説得力になることもあります。
この仕事と相性のいいタイプ
キャリアコンサルタントでほかの仕事と比べてとくに目立つ「人を支える」要素に、いちばん興味が強いタイプです。
キャリアコンサルタント、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。
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相談先の選び方を見る似ている仕事
「人を支える」要素が目立つほかの仕事
職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。