図書編集者
本の企画を立て、著者と一緒に一冊にまとめる
最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)
「調べる・考える」要素が目立つ仕事「人を動かす」要素が目立つ仕事「表現する」要素が目立つ仕事「人を支える」要素が目立つ仕事
図書編集者はどんな仕事?
本の企画を立て、著者と一緒に一冊にまとめる仕事です。企画を考えて著者に依頼し、原稿を読んで修正の提案を行い、デザイナーや印刷所と調整して刊行まで進めます。出版社の編集部で、校正や宣伝の担当とも連携して働きます。担当するジャンルは、小説や実用書、児童書、専門書など出版社により異なります。
やりがい
自分が関わった本が書店に並び、読者に届く喜びがあります。著者とともに作品を形にしていく、やりがいのある仕事です。また、本を通じて世の中に新しい考えを届けられる点も魅力です。
図書編集者の1日の流れ(例)
- 10:00出社し、進行中の本のスケジュールを確認
- 10:30著者から届いた原稿を読み、修正点を整理
- 12:30昼休み
- 13:30デザイナーと表紙や本文の見せ方を相談
- 15:30企画会議用の資料をつくる
- 17:30校正の確認や、著者へ連絡
一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。
図書編集者の年収・求人のデータ
- 推計年収
- 約673万円
- 月の給与(決まって支給)
- 45万円
- 平均年齢
- 41.5歳
- 月の労働時間
- 168時間
国の統計の職種「著述家,記者,編集者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。
転職市場の求人倍率:1.21倍(クリエイター) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月
図書編集者はきつい?大変なところ
きついのは、締め切りの重なりと、結果が見えにくいことです。本の編集は、企画、原稿の依頼、確認、校正、デザインの調整、印刷の手配と、多くの工程があり、締め切り前は作業が集中します。著者や、デザイナー、印刷会社など多くの人と調整するため、気を配る場面が多いです。企画が会議で通らないこともあり、思うようにいかない時期もあります。刊行までに長い時間がかかり、売れ行きが分かるまで不安を感じることもあります。対処は、スケジュールを細かく管理すること、著者との連絡をこまめに行うこと、企画を何度も練り直すことです。出版社や分野で働き方が違うので確認すると安心です。
図書編集者に向いてる人・向いてない人
向いている人
- 本や文章が好きで、じっくり読み込んでいくのが得意な人
- 仕事では、人の話をよく聞き、考えを形にまとめるのが得意な人
- 普段から、細かな確認を、最後まで丁寧に続けていける人
向いていないかもしれない人
- 締め切りの重なる時期が続くと消耗しやすい人は、疲れるかもしれません。
- 企画が通らない状況に落ち込みやすい人は、悩むかもしれません。
- 細かな文章の確認を粘り強く続けることが苦手な人は、困るかもしれません。
この仕事は、どんな興味と相性がいい?
- つくる・動かす52
- 調べる・考える74
- 表現する63
- 人を支える72
- 人を動かす68
- 整える・管理する49
厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。
図書編集者に未経験から転職するには
必須の資格はなく、出版社の新卒採用や中途採用で入るのが一般的です。未経験から直接入れる求人は多くありません。編集プロダクションで経験を積んだり、ライターから編集職を目指したりする道もあります。編集プロダクションなど、経験を積める周辺の職場から目指す人もいます。
役立つスキル・経験:文章を読み込む力/企画を考える発想力/関係者との調整力
キャリアの広がり
最初は編集のアシスタントや、校正、進行の管理を担当し、経験を積んで担当する本を任されるようになります。実用書、文芸、学術など、得意な分野を深める人もいます。企画を立てて、複数の本を担当する人や、編集長のような立場に進む人もいます。電子書籍やウェブの記事、広報など、関連する仕事に移る人もいます。独立して、フリーの編集者として働く人もいますが、仕事の確保は自分で考える必要があります。
図書編集者についてよくある質問
30代未経験でも
図書編集者に なれますか? - 出版社の求人は限られ、未経験から直接入るのは簡単ではありません。編集プロダクションやライターから経験を積む道もあります。30代からも、他分野の経験を生かして挑戦する人はいます。
資格は
必要ですか? - 必須の資格はありません。出版社の採用で、学歴や専門分野、経験が見られることはあります。校正や文章に関する検定を学ぶ人もいますが、任意です。
どんな
人が 活躍していますか? - 文章を丁寧に読める人、人と連絡を取るのが苦にならない人、本づくりを好きな人が活躍しているようです。専門の分野を持つ人も強みになります。経歴はさまざまです。
この仕事と相性のいいタイプ
図書編集者でほかの仕事と比べてとくに目立つ「調べる・考える」要素に、いちばん興味が強いタイプです。
図書編集者、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。
図書編集者への転職を相談するなら
ここで紹介する転職サービスは広告です。表示するカテゴリとその順番は、報酬額ではなくこの仕事の分野から機械的に決めています。各カテゴリに載せるサービスは、提携先の中から運営者が選んでいます。
PR まずは幅広く求人を見てみたい人に
職種を決めきれていなくても大丈夫。幅広い業界・職種の求人を扱う総合型のエージェントで、診断結果の仕事が実際にどんな条件で募集されているかを確かめてみましょう。
相談先の選び方を見る似ている仕事
「調べる・考える」要素が目立つほかの仕事
職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。