システムエンジニア(組込み、IoT)
家電や機器に入るソフトウェアを設計・開発する
最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)
「調べる・考える」要素が目立つ仕事「つくる・動かす」要素が目立つ仕事
システムエンジニア(組込み、IoT)はどんな仕事?
家電や自動車、産業機器などに組み込まれるソフトウェアを設計・開発する仕事です。機器の仕様を整理してプログラムを書き、実機で動かして不具合を直します。メーカーや開発会社の開発部門で、ハードウェア担当者と相談しながら進めます。担当する機器の種類は、家電や車載機器、産業用機械など、会社により異なります。
やりがい
自分が作ったプログラムが機器の中で動き、製品として世に出ます。ハードとソフトの両方に触れられ、できることが広がっていく面白さがあります。また、自分が関わった製品が世の中に出回る面白さも味わえます。
システムエンジニア(組込み、IoT)の1日の流れ(例)
- 9:00出社し、開発の進み具合を確認
- 9:30プログラムを書き、機器に書き込む
- 11:30実機で動作を確認し、不具合を探る
- 13:00ハード担当と仕様や配線を相談
- 15:00テストを行い、結果を記録
- 17:30変更内容をまとめて共有
一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。
システムエンジニア(組込み、IoT)の年収・求人のデータ
- 推計年収
- 約889万円
- 月の給与(決まって支給)
- 54.2万円
- 平均年齢
- 38.3歳
- 月の労働時間
- 184時間
国の統計の職種「システムコンサルタント・設計者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。
転職市場の求人倍率:12.04倍(エンジニア(IT・通信)) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月
システムエンジニア(組込み、IoT)はきつい?大変なところ
きついのは、限られた条件の中で動かす難しさと、不具合の探しにくさです。組込みは機器に載せるため、メモリや処理能力に限りがあり、工夫して小さく作る必要があります。不具合の原因がソフトか、機器の部品か分からず、実機を動かして検証を繰り返し、原因探しに時間がかかります。ハードウェアや電子回路の知識も必要で、学ぶ範囲が広くなります。納期前や試作の時期は忙しくなることもあります。対処は、ログを細かく残すこと、ハード担当と早めに相談すること、基礎を一つずつ学ぶことです。製品の分野で内容が違うので確認すると安心です。
システムエンジニア(組込み、IoT)に向いてる人・向いてない人
向いている人
- 機器のしくみを深く理解して、動かすことに面白さを感じる人
- うまく動かない原因がわかるまで、粘り強く調べ続けられる人
- 仕事では、ハードもソフトも、新しい技術を学び続けていける人
向いていないかもしれない人
- 原因が分からない不具合に長く向き合うのが苦手な人は、悩むかもしれません。
- 機器や電子部品に全く関心が持てない人は、続けにくいかもしれません。
- 自分で調べて学び続けることに抵抗がある人は、負担に感じるかもしれません。
この仕事は、どんな興味と相性がいい?
- つくる・動かす69
- 調べる・考える67
- 表現する47
- 人を支える59
- 人を動かす54
- 整える・管理する51
厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。
システムエンジニア(組込み、IoT)に未経験から転職するには
必須の資格はなく、情報や電気電子を学んだ人が多く、未経験から直接入れる求人は多くありません。プログラミングの基礎を学び、開発会社でテストや補助から経験を積むのが一般的です。C言語など組込み分野で使われる言語の学習が役立ちます。電子回路や機器の基礎を学んでおくと、仕事の理解が進みやすくなります。
役立つスキル・経験:C言語などの基礎/電子回路の基礎知識/不具合を追うデバッグ力
キャリアの広がり
最初はテストや簡単な機能の実装から始め、経験を積んで機器全体のソフトウェアを任されるようになります。家電、車載機器、産業機械など、分野を絞って専門性を高める人もいます。ハードウェアの知識を広げて設計に関わる人や、チームをまとめるリーダー、設計の上流を担う立場に進む人もいます。IoTやセキュリティなど新しい分野へ広げる人もいます。
システムエンジニア(組込み、IoT)についてよくある質問
30代未経験でも
組込みの エンジニアに なれますか? - 未経験から直接入る求人は多くありません。プログラミングを学んで、テストや補助から始める道があります。30代からの挑戦もあるので、C言語など基礎を学んだ成果を示せると安心です。
資格は
必要ですか? - 必須の資格はありません。情報処理に関する資格を学習の目安にする人もいます。それより、プログラミングの基礎や、電子回路の基本を理解していることが見られやすいようです。
文系でも
大丈夫ですか? - 文系出身で目指す人もいます。ただし、ハードウェアの知識も必要で、学ぶ量は多めです。スクールや独学で基礎を固め、ソフトウェアのテストなどから入る道も考えられます。
この仕事と相性のいいタイプ
システムエンジニア(組込み、IoT)でほかの仕事と比べてとくに目立つ「調べる・考える」要素に、いちばん興味が強いタイプです。
システムエンジニア(組込み、IoT)、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。
システムエンジニア(組込み、IoT)への転職を相談するなら
ここで紹介する転職サービスは広告です。表示するカテゴリとその順番は、報酬額ではなくこの仕事の分野から機械的に決めています。各カテゴリに載せるサービスは、提携先の中から運営者が選んでいます。
PR まずは幅広く求人を見てみたい人に
職種を決めきれていなくても大丈夫。幅広い業界・職種の求人を扱う総合型のエージェントで、診断結果の仕事が実際にどんな条件で募集されているかを確かめてみましょう。
相談先の選び方を見る似ている仕事
「調べる・考える」要素が目立つほかの仕事
職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。