証券アナリスト

企業や市場を分析し、投資の判断材料をまとめる

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

「調べる・考える」要素が目立つ仕事「人を動かす」要素が目立つ仕事

証券アナリストはどんな仕事?

企業や市場を分析し、投資の判断材料となるレポートにまとめる仕事です。決算資料や業界の動向を調べ、数字を分析して見通しを立て、投資家に向けて報告します。証券会社や運用会社、銀行などで働き、情報収集と分析が仕事の中心です。担当する業界や企業は、会社によって決まっていることが多く、専門性が深まります。

やりがい

分析した内容が投資の判断材料になり、市場や経済の動きを肌で感じられます。専門性が高まるほど、評価される場面も増えていきます。また、情報を分析する力は、さまざまな場面で役立つスキルです。

証券アナリストの1日の流れ(例)

  1. 7:30出社し、海外市場や前日のニュースを確認
  2. 8:30朝の会議で相場の動きを共有
  3. 10:00担当企業の決算資料を読み込む
  4. 13:00企業への取材や、関係者から情報収集
  5. 15:00分析をレポートにまとめる
  6. 17:30資料を見直し、翌日の準備

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

証券アナリストの年収・求人のデータ

推計年収
約1135万円
月の給与(決まって支給)
74.3万円
平均年齢
39.4歳
月の労働時間
172時間

国の統計の職種「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。

転職市場の求人倍率:6.63倍(専門職(コンサル・金融)) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月

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証券アナリストはきつい?大変なところ

きついのは、情報量の多さと、見通しが外れる怖さです。企業の決算や経済指標、業界の動向など、日々追う情報が多く、学ぶ量が絶えません。分析をもとに投資の判断材料を出しますが、相場は予想どおりに動くとは限らず、見通しが外れることもあります。結果に責任が伴うため、プレッシャーを感じやすい仕事です。決算の時期は作業が立て込み、忙しくなる職場もあります。対処は、根拠と仮定を明確に書くこと、外れた理由を振り返って次に生かすこと、情報の収集を習慣にすることです。調査の対象や会社の種類で働き方が違うので、確認すると安心です。

証券アナリストに向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 経済や企業のニュースに、日頃から強い関心を持てる人
  • 何事にも、数字や情報から、傾向や変化を読み取るのが好きな人
  • 自分なりに、新しい知識を、学び続けることが苦にならない人

向いていないかもしれない人

  • 予想が外れたときに強く落ち込みやすい人は、つらいかもしれません。
  • 毎日、経済や企業のニュースを追うことが負担な人は、疲れるかもしれません。
  • 数字や資料を長く読み込むことが苦手な人は、悩むかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす60
  • 調べる・考える70
  • 表現する37
  • 人を支える55
  • 人を動かす57
  • 整える・管理する44

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

証券アナリストに未経験から転職するには

必須の資格はなく、経済や経営、金融を学んだ人が多く、未経験から直接入れる求人は多くありません。金融機関に入り、調査や運用などの部署で経験を積むのが一般的です。日本証券アナリスト協会の検定を目指す人も多いです。金融機関で経験を積むうちに、アナリストを目指す道が開ける場合もあります。

役立つスキル・経験:財務諸表を読む力/経済に関する基礎知識/情報を整理して伝える力

キャリアの広がり

最初は調査やデータの整理など補助から始め、経験を積んで担当企業や業界を任されるようになります。特定の業界を深く調べる人もいます。分析をもとに運用の判断に関わる人や、顧客に説明する立場に進む人もいます。チームをまとめる管理職や、経済全体を扱う分野に移る人もいます。金融機関のほか、事業会社の経営企画へ移って経験を生かす人もいます。

証券アナリストについてよくある質問

30代未経験で証券アナリストになれますか?

未経験から直接入る求人は多くありません。金融機関で調査や運用などの部署で経験を積み、目指す人もいます。30代からも、金融や経済の学習を進めて挑戦する人もいます。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。日本証券アナリスト協会の検定を学ぶ人が多いようです。資格を取ると、学習の証しとして評価されることがありますが、職場の条件は求人で確認してください。

文系でも大丈夫ですか?

文系出身の人も働いています。経済、経営、会計などの学びが生きる分野です。数字を扱う場面が多いため、会計や統計の基礎を学んでおくと入りやすいようです。

この仕事と相性のいいタイプ

証券アナリストでほかの仕事と比べてとくに目立つ「調べる・考える」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。