自動車技術者

自動車の性能や部品を研究・開発する

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

「調べる・考える」要素が目立つ仕事「つくる・動かす」要素が目立つ仕事

自動車技術者はどんな仕事?

自動車の性能や部品を研究・開発し、より安全で快適な車をつくる仕事です。目標を決めて設計や試作を行い、試験や走行テストでデータを取り、改良を重ねます。自動車メーカーや部品メーカーの設計・実験部門などで、チームを組んで進めます。担当は、エンジンや電気系統、安全装置、乗り心地など、分野ごとに分かれます。

やりがい

開発に関わった車が実際に街を走る姿を見られます。新しい技術で、人々の暮らしや環境の改善に貢献できるやりがいがあります。また、新しい技術に触れ続けることで、自分の専門性が高まっていきます。

自動車技術者の1日の流れ(例)

  1. 8:30出社し、メールと実験の予定を確認
  2. 9:00設計や試験の方針をチームで打ち合わせ
  3. 10:30試験データを解析し、結果をまとめる
  4. 13:00試験の準備や試作品の確認
  5. 15:00他部署と課題を共有し、対策を検討
  6. 17:00報告書や設計の記録を整理

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

自動車技術者の年収・求人のデータ

推計年収
約725万円
月の給与(決まって支給)
44.8万円
平均年齢
41.4歳
月の労働時間
180時間

国の統計の職種「輸送用機器技術者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。

転職市場の求人倍率:6.81倍(エンジニア(機械・電気)) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月

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自動車技術者はきつい?大変なところ

きついのは、成果が出るまでが長いことと、学び続ける負担です。開発は長期のプロジェクトで進むため、自分の仕事が形になるまで時間がかかり、途中で方針が変わることもあります。試験や検証を何度も繰り返し、原因が分からない不具合に向き合う根気も必要です。電動化や自動運転など技術の変化が速く、新しい知識を取り入れ続けなければなりません。複数の部署と調整する場面も多く、忙しい時期は残業が増える職場もあります。対処は、小さな進歩を記録して振り返ること、先輩や他分野の人に気軽に質問することです。担当する分野で内容が違うので確認すると安心です。

自動車技術者に向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 新しい技術やしくみを、日々意欲的に学び続けていける人
  • データをもとに、課題を見つけて粘り強く改善を重ねていける人
  • チームで役割を分担して、協力しながら物事を進められる人

向いていないかもしれない人

  • すぐに成果や反応が見えないと不安になる人は、悩むかもしれません。
  • 新しい技術を学び続けることに負担を感じる人は、疲れるかもしれません。
  • 地味な検証や記録の作業を避けたい人は、物足りないかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす67
  • 調べる・考える66
  • 表現する48
  • 人を支える55
  • 人を動かす55
  • 整える・管理する50

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

自動車技術者に未経験から転職するには

機械・電気・情報などを学んだ人が多く、未経験から直接入れる求人は限られます。大学や専門学校で工学を学び、メーカーや関連企業に就職するのが一般的です。異業種からは、設計や実験の補助から経験を積む道も考えられます。工学の基礎に加えて、車や技術に関する関心の深さも大切にされやすいです。

役立つスキル・経験:工学に関する基礎知識/実験・測定データの扱い/チームで進める調整力

キャリアの広がり

最初は実験や設計の補助を担当し、経験を積んで担当範囲を広げていきます。エンジン、車体、電子制御など専門分野を深める人もいます。プロジェクトをまとめるリーダーや、企画に近い立場、品質や生産に関わる部署へ移る人もいます。メーカー、部品会社、開発を請け負う会社など、働く場所を変えて経験を広げる人もいます。海外とやり取りする機会が増える人もいます。

自動車技術者についてよくある質問

30代未経験でも自動車技術者になれますか?

未経験から直接入る求人は限られます。ただ、機械や電気、ソフトウェアの経験があれば、関連分野から目指す道があります。30代からの挑戦もあるので、前職の経験をどう生かせるか整理しておくと安心です。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。工学の知識や実務の経験のほうが見られやすいようです。車の運転免許を求める職場もあるので、求人で確認してください。入社後に学ぶ機会も用意されています。

文系でも大丈夫ですか?

技術職としての開発は、理系の知識が前提になることが多いです。文系出身の人は、企画や調達、品質に関わる周辺の職種から経験を積む道も考えられます。

この仕事と相性のいいタイプ

自動車技術者でほかの仕事と比べてとくに目立つ「調べる・考える」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。