貿易事務

輸出入に必要な書類や通関の手続きを進める

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

「整える・管理する」要素が目立つ仕事

貿易事務はどんな仕事?

輸出入に必要な書類を作成し、通関の手続きや船・航空便の手配を進める仕事です。海外の取引先や、運送会社、通関業者と連絡を取りながら、荷物が無事に届くよう調整します。商社やメーカー、物流会社などで働きます。船や飛行機の予約状況の確認、保険の手配などもします。

やりがい

手配した商品が海外に届いたり日本に入ってきたりするのを実感できます。英語や貿易の知識が活きるのも魅力です。国際的な仕事の流れを、事務の面から学べます。

貿易事務の1日の流れ(例)

  1. 9:00出社、メールと海外からの連絡を確認
  2. 10:00輸出入の書類を作成、内容を確認
  3. 11:30運送会社や通関業者と連絡
  4. 12:30昼休み
  5. 13:30出荷や入荷の状況を確認、報告
  6. 16:30請求書の処理、翌日の準備

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

貿易事務の年収・求人のデータ

この仕事は、国の賃金統計(賃金構造基本統計調査)にぴったり当てはまる職種がないため、年収の目安は載せていません。

転職市場の求人倍率:0.65倍(事務・アシスタント) 転職希望者1人あたりの求人数。doda転職求人倍率レポート(職種別)、2026年8月

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貿易事務はきつい?大変なところ

きつさとして多いのは、ミスの影響の大きさと、専門用語の多さです。輸出入の書類は、品名や数量、金額、貿易条件などの記載にミスがあると、通関の遅れや追加の費用につながることがあります。海外の取引先や運送会社とのやり取りでは、時差に合わせた連絡や、出荷前の急な変更への対応で忙しくなる日もあります。また、貿易用語や関税、通関の手続きなど、慣れるまで覚えることが多いです。対処としては、手順書やチェックリストを作って、確認の流れを固定する、分からない用語をその場で調べてメモにまとめる、といった工夫が定番です。英語のメールを読む機会もあるため、少しずつ慣れていく人が多いです。扱う商品や会社の体制によって、忙しさや仕事の範囲は変わるため、面接で確認しておくと安心です。

貿易事務に向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 細かい書類を、間違いなく正確に作成するのが得意な人
  • 外国語や海外との取引に、強い関心を持って学び続けられる人
  • 関係者と何度もやり取りしながら、段取りを進められる人

向いていないかもしれない人

  • 細かい書類の確認を、何度も重ねることが苦手な人は、疲れるかもしれません。
  • 専門用語や制度を、少しずつ覚えていくことに抵抗がある人は、戸惑うかもしれません。
  • 英語や海外とのやり取りに、強い抵抗がある人は、悩むかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす53
  • 調べる・考える49
  • 表現する38
  • 人を支える52
  • 人を動かす51
  • 整える・管理する58

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

貿易事務に未経験から転職するには

国家資格は必須ではなく、経験者を優遇する求人が多い一方で、未経験から応募できる求人もあります。貿易実務検定や英語力が評価されることが多いです。入社後に先輩から、書類や手続きの流れを教わるのが一般的です。通関士は別の国家資格で、事務に必須とは限りません。まずは営業事務などから経験を積む人もいます。

役立つスキル・経験:英語でのメールや書類のやり取り/貿易実務の基礎知識/書類を正確に作る力

キャリアの広がり

最初は書類づくりや入力から始め、少しずつ通関業者とのやり取りや、手配を任される流れが一般的です。経験を積んで、貿易事務のリーダーや管理職を目指す人もいます。営業や調達の仕事に移る人もいます。通関士という国家資格に挑戦し、専門性を高める人もいます。物流会社や商社、メーカーなど、さまざまな会社で経験を活かす人もいます。

貿易事務についてよくある質問

30代未経験でも目指せますか?

経験者を優遇する求人が多い一方で、未経験から応募できる求人もあります。営業事務などで経験を積んでから目指す人もいます。条件は会社によって異なります。

資格は必要ですか?

国家資格は必須ではありません。通関士は別の国家資格で、貿易事務に必須とは限りません。入社後に先輩から流れを教わるのが一般的です。

どんな人が活躍していますか?

書類を丁寧に確認でき、コツコツ学べる人が活躍しています。英語の資料に抵抗がない人や、期限を意識して動ける人も頼りにされます。

この仕事と相性のいいタイプ

貿易事務でほかの仕事と比べてとくに目立つ「整える・管理する」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

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職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。