溶接工

金属を熱で溶かしてつなぎ、製品や構造物をつくる

最終更新日:2026/10/03 編集:天職タイプ診断編集部(作り方とデータ)

未経験から目指しやすい(当サイトの判断)

溶接工はどんな仕事?

金属を熱で溶かしてつなぎ、製品や構造物をつくる仕事です。図面を見て材料を合わせ、溶接機で接合し、仕上がりを確認します。工場や建設現場、造船所などが職場で、火花や熱が出る環境で作業するため、保護具をつけて取り組みます。扱う金属や溶接の方法は、現場によって異なり、必要な技術も変わってきます。

やりがい

きれいな溶接に仕上がると、自分の腕が形として見えます。技術が上がるほど、難しい溶接や重要な部分を任され、手に職がつく実感があります。また、一度身につけた技術は、さまざまな職場で生かせるのも利点です。

溶接工の1日の流れ(例)

  1. 7:45出勤し、保護具と溶接機の点検
  2. 8:00朝礼で作業内容と安全事項を確認
  3. 8:30図面を見て、材料を組み合わせて仮付け
  4. 10:30本溶接。仕上がりを確認しながら進める
  5. 12:00昼休み
  6. 13:00午後の溶接。終わった製品を検査・清掃

一例です。職場や担当、勤務形態によって大きく変わります。

溶接工の年収・求人のデータ

推計年収
約455万円
月の給与(決まって支給)
32.3万円
平均年齢
41.8歳
月の労働時間
186時間

国の統計の職種「金属溶接・溶断従事者」で、フルタイムで働く人(短時間労働者を除く。男女計、従業員10人以上の企業)の平均です。年収は「毎月決まって支給される給与×12+年間賞与」で当サイトが計算しました。経験・地域・会社によって大きく異なり、未経験で入ったときの年収ではありません。どの職種に当てはめるかは当サイトの判断です。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(政府統計の総合窓口 e-Stat)を加工して作成。

ハローワークの有効求人倍率:2.11倍(製品製造・加工処理従事者(金属製品)) 厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表6(職業別、常用・パート含む、有効求人倍率)、令和8年(2026年)7月

求人ニーズ順の仕事図鑑を見る

溶接工はきつい?大変なところ

きついのは、暑さと集中力の両立です。溶接は高温の火花や強い光を扱い、夏場は保護具をつけたまま作業するため、汗と暑さに悩まされます。細かな作業を長時間続けるので、目や腕、腰に疲れがたまりやすい点も大変です。慣れないうちは、きれいな溶接になるまで何度も練習が必要で、思うように仕上がらず落ち込む人もいます。対処は、こまめな水分補給と休憩、保護具の手入れ、先輩に作業の姿勢を見てもらうことです。工場での製造か、現場での作業かで環境も違うので、事前に仕事内容や職場の様子を確認すると安心です。

溶接工に向いてる人・向いてない人

向いている人

  • 手を使った細かな作業に、時間を忘れて集中して取り組める人
  • 技術を磨き続けて、一人前の職人に成長していきたい人
  • 自分なりに、安全のルールを守り、確実に作業を進められる人

向いていないかもしれない人

  • 熱や火花のある環境が不安な人は、緊張が続くかもしれません。
  • 練習を積み重ねるのが苦手な人は、焦りを感じるかもしれません。
  • 暑い場所での作業が体質に合わない人は、つらいかもしれません。

この仕事は、どんな興味と相性がいい?

  • つくる・動かす61
  • 調べる・考える50
  • 表現する40
  • 人を支える44
  • 人を動かす45
  • 整える・管理する50

厚生労働省 job tag の「職業興味」データをもとにしています。その職業で働く人に、仕事の特徴を一般論として尋ねた調査から算出された値(1〜5)を、0〜100に換算して表示しています。上のチップや「相性のいいタイプ」は、この値そのものではなく、データに含まれる320職業の平均と比べて目立つ要素で決めています。

溶接工に未経験から転職するには

未経験歓迎の求人があり、工場や現場で先輩から学びながら始めるのが一般的です。アーク溶接の作業には特別教育の受講が、ガスを使う溶接・溶断には技能講習の修了などが法令で求められます。経験を積んだら、溶接技能者評価試験など技能を証明できる試験に挑戦する人もいます。現場によって求められる溶接の種類が違うため、事前に仕事内容を確認しましょう。

役立つスキル・経験:手先の器用さと集中力/図面を読み取る力/安全に対する意識

キャリアの広がり

最初は仮付けや補助の作業から始め、少しずつ本溶接を任されるようになります。溶接の種類や材料を増やして、できる仕事の幅を広げる人もいます。技能を証明する試験に挑戦して、難しい仕事を担当する人もいます。作業をまとめる班長や、品質を見る立場に進む人もいます。独立して溶接の仕事を請け負う人もいますが、設備や仕事の確保は自分で用意する必要があります。

溶接工についてよくある質問

30代未経験でも溶接工になれますか?

体力と、練習を重ねる根気が見られやすいようです。未経験者の受け入れ方は職場で違うので、求人で確認してください。

溶接工に資格は必要ですか?

作業の種類によって、法令で特別教育や技能講習が求められます。入社後に会社が受講の機会を用意する場合もあります。技能を示す試験は、経験を積んでから挑戦する人が多いようです。

どんな人が活躍していますか?

手先が器用な人、集中して取り組める人、ものづくりが好きな人が活躍しているようです。安全のルールを守る慎重さも大切です。経歴や年齢はさまざまです。

この仕事と相性のいいタイプ

溶接工でほかの仕事と比べてとくに目立つ「つくる・動かす」要素に、いちばん興味が強いタイプです。

溶接工、自分に向いてる?30問の診断で、向いてる仕事TOP5がわかります。

広告

溶接工への転職を相談するなら

ここで紹介する転職サービスは広告です。表示するカテゴリとその順番は、報酬額ではなくこの仕事の分野から機械的に決めています。各カテゴリに載せるサービスは、提携先の中から運営者が選んでいます。

PR まずは幅広く求人を見てみたい人に

職種を決めきれていなくても大丈夫。幅広い業界・職種の求人を扱う総合型のエージェントで、診断結果の仕事が実際にどんな条件で募集されているかを確かめてみましょう。

相談先の選び方を見る
あわせて読みたい未経験から転職しやすい仕事の探し方|見るべき3つのポイント

似ている仕事

「つくる・動かす」要素が目立つほかの仕事

職業の興味データは、シゴトミルが整理した厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「job tag」簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 を加工して作成しています。当サイトは厚生労働省・労働政策研究・研修機構とは関係のない民間のサイトです。(出典の詳細)。仕事内容の説明は当サイトが一般的な内容をまとめたもので、職場によって異なります。